お客様にピッタリの留学プランをご提案いたします。

留学する国からご提案いたします

留学する国につきましては、原則としてお客様のご希望に出来るだけ沿うようにしております。お客様によっては初めから特定の地域、イギリス、アメリカ、カナダなどを決めてから来られる方もいらっしゃいます。ですから希望する国が既にお決まりの場合には、ご希望に合わせてお話を進めてまいります。

ただ、お見えになる半数以上の方は行き先が不確かで、漠然とされていらっしゃいます。お客様の方で特定の地域の希望がなく、「どこかおすすめはありますか?」とご相談いただいた場合には、先ずお客様が何をなさりたいか、留学の方向性をお伺いいたします。留学に対して思い描いているイメージ、何を勉強したいかなどをじっくりとお伺いして、ご予算も踏まえたうえで、それに近い場所をいくつかご提案致します。
そうしますとお客様の方でもだんだんイメージが明確になってまいりますので、そこから絞り込んでいきます。

中には留学先に対してイメージのみが膨らんでいて、留学先の実態をご存じないケースもございます。
例えばピアニストや音楽家を目指して高校留学をしたいという方でも、実際にそこに留学することでどれくらいの成果を得られるのかといったことをご存じなく、漠然としたイメージでご希望になるようなケースです。
そういった場合に、例えばウィーンでもこういったプログラムがありますなど、お客様の知らない情報をご案内することで選択肢の幅を持っていただくようご案内をしております。

目的に合わせた国や学校をご紹介

留学をご希望される理由で最も多いのは、英語を勉強したいという方です。その場合は英語が母国語である国を先ずご提案させていただいております。学校だけでなく地域社会もきちんとした英語を使っている国で、少しでもネイティヴの環境に馴染んでいけるように配慮しながらご提案しております。そうしますと、だいたいの方はヒヤリングやスピーキングのチャンスが多いところを選ばれます。

そのほか音楽をやりたい方や乗馬をしたい方、サッカーやテニスなど特定のスポーツなども留学先で経験したいという方もいらっしゃいます。そのように英語の勉強以外の事も経験したいという方につきましては、どの程度かにもよりますがご希望の分野に力を入れている国や学校をご紹介しております。
プロレベルまで絞り込んでいる方は少ないですが、新体操をしているので少しでもできる環境が良いといったご希望もありました。また、マリンスポーツなどマリン関係の科目を勉強したいというご希望もありました。その際にはオーストラリアをご紹介いたしましたが、留学先で経験したいことはお一人お一人千差万別です。

当アカデミーでは、そういった様々なご希望に応じて最適なご提案させていただいております。

日本の教育は、どうしても画一的です。私立でも公立でも、レベルこそ違いますが似たような科目を勉強します。少しずつ多様化してきてはおりますが、それでもまだまだこれからという段階です。海外では学校によっては高校で選択科目が200以上あるようなところもあり、選択肢が大変多様です。

ネットだけではわからない現地の情報もご提供

お客様の中には、メディアやネットの情報だけで留学先をお決めになっておいでになる方もおられます。ですが、そういった情報というのは少し偏りがあったり、限定されている場合が多いのも事実です。

例えばカナダでは、アクセスの良いバンクーバーが人気です。西海岸なので日本からも近いですし、オリンピックも開催されたので好印象の方も多いようです。加えて治安も良さそうだということで、希望される方が多くいらっしゃいます。
しかし実際のところ、バンクーバーはたしかに良いところではあるのですが、今はアジア人がとても多いのです。場所によっては中華系のアジア人がものすごく多かったり、日本人がとても多い地域もあります。よって、ネイティヴの人たちと話して英語力を身に付けたいのであれば、外国人や日本人があまりにも多い地域は留学では避けた方がよい場合もあります。ネイティヴの人たちと話せるようになりたいというのであれば尚更です。
そういった場合、同じカナダでももう少し田舎の地域の方がアジア人の比率が低いため、そちらの方がお勧めです。中には、いわゆる白人カナダ人が90%~95%以上を占めるという地域もあります。もちろん、他の色々な理由からどうしてもバンクーバーに行きたいのであれば、バンクーバーの地域でお客様のご希望に添える学校やプランをお探しいたします。

どこの国を選ぶかで損得はあるの??

最近はそうでもないのですが、以前はよくオーストラリアの英語は訛りがある、といわれておりました。実際に「訛りがあるところに留学すると訛りが身に付いたりしないでしょうか?」とご質問を受けることもあります。しかし、きちんとした大学の教育を受けた英語の指導の資格を持っている先生の授業であれば、どの国でも教わる英語はそんなに大きな違いはありません。また、逆に訛りまで習得出来れば素晴らしいことで、英語の訛りは、基礎がわからないとわからないのです。よって、訛りは特に気にする必要はありませんとお伝えしております。
いわゆる教養のある方々の英語はだいたいどの国でもスタンダードですので、それを留学先を選ぶ決め手にまでする必要はありません。ただ、どうしても自分がクイーンズイングリッシュのアクセントに憧れていて少しでも身につけたいというのであれば、もちろん英国をおすすめいたします。
例えば、外国人が関西弁を話すと面白いという印象を受ける方が多いと思います。それと同じでで、ニュージーランド人やオーストラリア人に敢えてブリティッシュで発音すると、少し目を丸くして驚かれたりします。
単語も、リフトとエレベーターですとか、アンダーグラウンドとサブウェイといった程度ですが少し違いがあります。ですが難しいことではないので、留学先にいるうちに慣れてきます。
また、アメリカンが好きだという方もいらっしゃいます。あの話し方はかっこいいと憧れる方もいらっしゃいます。ですが、訛りやアクセントの違いは、英語力とは関係ございませんので、あくまでも、趣味やプランのオプション的な感覚で、盛り込むかご検討いただく程度で充分かと思います。

カナダの英語は聞き取りやすいとよく言われます。実際、アメリカの3大ネットワークのアナウンサーの60%は、トロント周辺の白人カナダ人が占めております。私自身もカナダ人の英語で訛りが強いと感じたことはありません。
カナダの英語はスタンダードな発音なので、最初は確かに聞きやすいと思います。しかしオーストラリアやニュージーランドでも十分聞き取れます。もちろん、田舎の漁師さんなどとお話しをする機会があると、とても訛りが強く感じることはあります。これはイギリス辺りでもそうです。それはある意味、その国のというより、国の中にあるディアレクト、方言とそして話し手の知性の問題です。

もし大学は日本の大学に行きたいという場合は、帰国生受験をするのにTOEFLやIELTS、TOEICなどが必要になる大学もあります。
その場合、例えばオーストラリアに行ったお子さんと、ニュージーランドに行ったお子さんと、カナダに行ったお子さんで、どこが最もTOEFLが高いかと時々質問されますが、国で比較しても、実は関係ないのです。
オーストラリアに行ったお子さんがアメリカに行ったお子さんよりはるかに高い点数を取る場合もあれば、その逆もあります。要するに、アメリカ人とイギリス人とオーストラリア人で英語のテストをしたら、みんな違いはないのと同じです。日本語で、関西弁と、東京の言葉を比べるのと同じ感覚です。

それ以外の国ごとの違いといえば、気候があげられます。例えば温暖な地域をご希望でしたら、最も気候が温暖なオーストラリアを先ずご提案いたします。そのうえでご希望をお伺いしながら、いろいろな要素を踏まえてご提案させていただいております。

素敵な留学になるようエスコートします

留学は一生に一度の事かもしれない、とても貴重なものです。当アカデミーとしては、行って良かったと思えるものにしていただきたいという気持ちがあります。
大学生や社会人のグループ留学を主に扱う大手の留学エージェントから決まったパッケージのようなものを勧められたと、お客様からお聞きする事があります。販売する側からすればパックの方がずっと楽でしょうが、せっかく留学するのであれば、もっと色々な選択肢があるという事を知っていただいきたいと思っております。
ですから、このプランがおすすめだからこれにしなさいですとか、これを売りたいからこれに決めなさいという事は、当アカデミーでは一切ありません。

例えば何となく漠然と私立学校に行きたい場合は、いきなり私立の中から絞り込むのではなく、その前の段階の準備学校をご紹介する場合もあります。
準備学校というのは英語を母国語としていない中高生で、私立の寮制の学校に行く方を対象にした学校です。ホームステイではなく寮生活をの学校もたくさんあります。
まず、寮生活に慣れる、英語に慣れる、向こうの勉強の仕方に慣れるという準備をある程度した方が良いという場合にご紹介しております。実際、英語を勉強すると言えば語学学校のイメージが強く、私立を希望されていても準備学校をご存じないお客様も多くいらっしゃいます。

語学学校にもいろいろありますが、大半は社会人や大学生など多くの年齢層が一緒に学びます。そのため、必ずしも中高生にとって良い環境とは言えないところもあります。ですから、中学生から高校生までを対象とした準備学校を通してそういった環境にも準備していく方法もございます。
外国では9月から学期が始まりますが、日本だとどのように留学に備えて良いか分からないという方もたくさんいらっしゃいます。そういったお客様のために準備学校があるわけです。
当アカデミーは、中高生留学を専門に何十年も経営しておりますので、準備学校をはじめこの年令の方々にご案内できる引出しを非常に多くもっております。

現地のローカルの公立学校の実態

ローカルの公立学校は日本の中学校と同じで、だいたい住んでいる地域に合わせて決まります。中には、公立の中でも美術系など特色のある学校ですと、まれに選抜試験を受けたりすることもありますが、それは例外的です。
私立になりますと、受験がある場合もありますしない場合もあります。
イギリスのボーディングスクール(寄宿学校)のトップスクールの場合ですと、きちんとした試験があります。例えば9月から留学が始まるとしますと、その前年の10月くらいに1回目の試験があります。試験の内容は、英語と数学、知能検査、スカイプ面接などです。

ニュージーランドなどではエリアごとの経済指標や進学実績が公表されておりまして、実績の良いところは良い生徒さんが集まってきます。これは日本も同じことで、山の手などの地域の中学校と下町の中学校では、同じ公立でも雰囲気は変わってくるかと思います。よって進学重視の場合は住んでいる地域を変えるという事をする家庭もありますが、試験があるわけではないので、結局は一つの学校にいろいろな学力の方がおります。ですから進学率においても、海外のトップレベルの公立学校でも就職する子もおります。

ですが海外の私立の中学校ですと、進学率はほぼ100%になります。ですから現地の人たちも、わざわざ高いお金を払って私立学校に行かせるのです。

しかし留学生としては、そういったことはあまり考える必要がありません。
日本は進学校があり、受験校があり、言い方は悪いですが底辺校があります。いわゆる底辺校(教育困難校)に行ってしまいますと、モチベーションの低い子たちが集まっていて、頑張ろうとすると周りの生徒が足を引っ張ってしまうという状況が、少なからずあります。そのため、向上心のあるお子さんにとっては時間のロスになってしまい、教師の立場としても生徒のモチベーションがまちまちなので、大変です。
というのも、当スクールの代表である私もかつて底辺校に勤務していた経験があるのです。教室に行きますと生徒たちがいなくて、外を見ると生徒たちが遊んでいた、ということもありました。昼休みは終わっているのに、泥んこ遊びをしていたので、一人一人引っ張って教室に入れて全員を席に着かせて座らせた頃に終礼のチャイムが鳴ったということがございました。
たしかに留学してまでそんな学校に行ってしまったら、せっかくの貴重な人生経験が台無しになってしまいます。ですがご安心ください。海外ではそういったことはなく、玉石混交の学校でもきちんと授業が成り立つのです。学力の上の子もいれば下の子もいる、そういった環境でどうして学べるかと言いますと、選択科目が非常に多いからです。
海外では、まずは全体を受け入れた中で、個々の希望、能力、適正に合わせたクラスが選択できるようになっています。例えば数学にしても、数学がとても得意な生徒は大学レベルの数学を学ぶことができます。逆に日常生活に最低限必要な数学は勉強しておきたいという生徒には、簡単な数学の授業があります。
例えばカナダの学校は、同じ科目が4段階に分かれています。よくできる生徒は、AP(アドバンスト・プレースメント(飛び級))プログラムという大学レベルの授業を選択できます。この科目をパスすれば、大学へ行った際に取得済みの単位として認定されます。
その一方で、自動車のガレージのようなところで、修理工場のようなメカニックを勉強する子もいます。同じ高校に通っていても、自分のレベルや必要に合わせた科目を選択する事ができるのです。
そういったクラスがそれぞれ運営できているため、学校としてもきちんと成り立っているのです。ですから、日本でいうところの底辺校のような状態にはならず、しかも留学するお子さんのレベルに合った科目を選べますので、どの公立校へ行っても無理のない留学をすることがでるのです。

海外の学校はたくさんの選択科目があります

海外の学校は、学年が進むごとに選択科目が多くなっていきますから、その中で自分の適性に合ったものを選んでいきます。
例えば、将来エンジニアになりたい人は、数学と理科と物理という取り方や、数学を2つ選択する事もできます。逆にそういうのが得意でない子は、音楽と英語と社会ですとか、もしくは経済など、様々な選択肢があります。たくさんの中から選択できるので、苦手科目があったとしても別のものを選択すれば良いのです。自分の得意科目に特化して学ぶことができた方がモチベーションも上がると思います。

ただ、好きな科目を選択できると言いましても、ルールはあります。例えば、1年生のうちに取らないといけない科目があったり、2年生の段階でこの科目とこの科目は取らないといけないといったルールです。そういった必修科目をきちんと履修していただいて、それ以外のところでご自身が取りやすい科目、もしくは興味のある科目をどんどん取っていくことができます。

もちろん留学生も、科目は自由に選択できます。正規できちんと留学する人は、現地の学生と全く同じ条件でカリキュラムに合わせて授業を受ける事ができます。科目の取り方がある意味留学の肝でもありますので、当アカデミーがしっかりとアドバイスさせていただいております。どのような科目を選択して、どうやって学んでいくかといった下準備をきちんとしていただいてから、留学するようにしていただいております。
※詳しくは留学前のご相談の段階でご説明させていただいております。

海外の生活を楽しみましょう

留学するにあたって、不安が全くないというお子さんはいないと思います。中にはあまり深刻に思い込んでいないお子さんもいらっしゃいますが、そのくらいの方が良い場合もあります。案ずるより産むがやすしで、とても不安がっているお子さんには、あまり深刻に考えない方が良いとアドバイスさせていただいております。

留学で大切なのは、今までの習慣などを捨ててできる限りフラットな状態にして向こうの生活に合わせて行くという事です。日本でこうやってきたから、という感じですと苦戦してしまう場合が多いです。例えば、質問するのが恥ずかしいという気持ちに捉われず、分からない事などは平気で聞いてどんどん進んでいくのが良いのだと、現地の習慣に柔軟な気持ちで合わせて過ごすととても成長が早いです。

現地の方々との交流を大切にしましょう

時々、日本人会みたいなものを作っている地域の話を耳にすることがあります。そういったところでの日本人同士の交流は、高校生の時点ではメリットはほとんどないと言っても過言ではありません。
なぜかと言いますと、そういった輪の中に入っている人たちは、地元の中に溶け込めていない人たちが多いからです。こういった場では言語的な伸びも少なくなってしまいます。このような日本人同士の交流の場は、ロンドンかバンクーバー、メルボルンなど、大都市周辺に多いです。実際、日本人が多く送り込まれているところにこういう場があるようです。しかもそういったつながりのパーティーでお酒を飲んだりして、退学になってくる方もいます。特にひどい場合ですと麻薬です。どこからか誰かが引っ張ってきて、それをこっそり使ってしまうようです。
このように悪影響が出る可能性が高く、留学の本来の意義を見失ってしまう可能性もあるため、日本人同士の付き合いは最低限にした方が良いでしょう。いきなり現地のアウトローの人たちと付き合うことはないでしょうから、もし留学の本来の意図からそれてしまうとしたら、日本人同士の付き合いということになります。
もちろん留学生同士で切磋琢磨する事で、お互いに高めあっていける様な関係であれば良いですが、先に留学しに来ていたから先輩、後から来たから後輩、と呼ばせたがる、つまり日本の習慣を現地に持ち込みたがる人がいるのも事実です。

上記のような状況になってしまう原因として考えられるのは、ホームシックなどです。
個人差がありますが、早い人では着いたその日にホームシックにかかる事もありますし、2~3週間経ってからなるお子さんもいます。ホームシックになりますかと質問を受けることもあるのですが、その際には、ほぼ100%ホームシックになりますとお答えしております。

あらかじめ、ある程度予測しておいて、ホームシックになった際にどうするか、事前に一緒に対策を考えておきます。これは、いざホームシックになってしまった時に、パニックを起こさないようにするためです。人によっては最後まで引きずる方や、飛行機に乗るのが嫌になって空港から家に帰ってしまったという方もいらっしゃいますが、当アカデミーの場合大半のお子さんはみんな最後には乗り越えて成長していっています。

留学先でやりたいことをやり抜いてもらうために、当アカデミーはお客様1人1人の個性を尊重し、しっかりとサポートさせていただきます。留学前の事前準備はもちろん、留学中にも連絡を取り合い、経験豊富なカウンセラーが留学先での不安を解消いたします。
高校留学や中学留学に少しでも関心をお持ちでしたら、ご相談だけでもかまいません。まずはお気軽にお問い合わせください。

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