留学関連情報
2011年08月10日
ロンドンの暴動について
イギリス現地時間の8月8日夜から9日未明にかけて、ロンドンで広がった暴動は建物が炎上しているショッキングな映像が繰り返し報道されため、イギリス全土があたかも内戦状態になっているかのような印象を持たれている方もいらっしゃると思いますが、現地からの情報を現時点で総合しますと、暴動は特定地域に限定されているようです。ただし、今回の暴動の背景には経済格差が拡大しているイギリス社会の貧困層、特に黒人や南アジア系住民の若者たちが、青少年支援事業の予算を大幅にカットされた事等に怒り、暴走しているとの情報もあります。限定的ではあってもかなり根深いようでもあるので、ロンドン北部のトットナムや東部のハックニーなど貧困層が多く住んでいるという地域には近づかない方が賢明です。
時期が8月ということもあり、弊社からイギリスの各地のボーディングスクールに留学している人はほぼ全員帰国していますから、保護者の皆さまはそれほど心配されていないと思いますが、皆さんが留学されている学校のある地域はどこも暴動の起こっている地域からは遠く離れた閑静な場所ですので、9月に学校へ戻られる際にも全く心配はありません。また、サマースクールで現在イギリスのボーディングスクールに滞在されている人の保護者の皆さまにもすでにご連絡しましたように、暴動の起こっている地域とは遠く離れていますので、ご安心ください。