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2010年01月01日

人生の水平線を広げる中学・高校留学

新年明けましておめでとうございます。

本年が皆様お一人お一人に取りましてどうか飛躍の年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

よりよき人生を生きるとはどういうことか、新年を迎えるにあたりしばし愚行致しました。

この世に生まれてよかった、今生きていてよかった、という瞬間を一つでも多く味わえること、そしてそのような美しい記憶を一つでも多く持てることがよりよき人生を生きることだとしたら、

人生をホリゾンタル(水平方向)に、そしてバーティカル(鉛直方向)に可能な限り広げることがとても大切です。人生をホリゾンタリィに広げるとはつまり、深く掘り下げることです。歴史を学ぶこと然り、そして読書然りです。読売新聞元旦の文化欄に掲載されていた小川洋子さんの『よみ返す友だち』の中で、「よみ返した時に印象が変わるー。読書の不思議な魅力は、そこにあります。・・・・・中略・・・・・そんな風に、何度も読むことで自分の変化や成長に気づかせてくれるのがたのしみ」と書かれていますが、繰り返し過去をさかのぼることのできるタイムマシンみたいな楽しみが読書と歴史を学ぶ醍醐味だと思います。でもそれは過去に限定されず、読書を通じて今の自分に気がつくことができるというのが、小川洋子さんの主旨で、私はこれに同感です。読書とは結局、過去を振り返るようでいて、今の自分の写し鏡でもあるのではないでしょうか。読書に限らず、美術や音楽など優れた芸術に触れるということは、各自の人生を垂直方向に掘り下げるよい機会です。

留学はーこれに対して、人生を水平方向に限りなく広げるよい機会を提供してくれます。特に、人生において最も多感な時期に行う中学・高校留学は、通常の交際範囲では決して知り合うこと、触れ合うことのできなかったであろう人や出来事にアクセスできる素晴らしいチャンスだと思います。そして、これはそれを経験した人たちの今後の人生を輝かしく照らす道しるべにもなり、この世に二つとない美しき記憶の宝石となることでしょう。

中学・高校留学をしている人々とこれから出発するすべての若人にどうか幸多かれ!

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