留学関連情報
高校留学には意味がない?高校留学をする意味の有無についてご紹介!
高校生で留学に行く「高校留学」。
早い段階から多文化・他言語に触れられる貴重な機会である一方、「高校留学は意味がない」という意見もあるため、不安に感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、高校留学に意味がないと言われる理由や高校留学をする大きな意味についてご紹介します。
□高校留学に意味がないと言われてしまうのはなぜ?
*目的が不明確な場合が多い
留学を通して「何を得たいか」具体的に定めることは、留学で多くを得るために必要不可欠です。
しかし、社会経験の少ない高校時点での留学では「得たいこと」が不明確なことも。
「得たいこと」が不明確なまま留学に行っても学べることが少ないという認識から「意味がない」と言われているのです。
高校留学であっても自分なりに明確な目的があれば、留学をする意味は十分にあります。
明確な目的があれば、高校留学中に挫折する可能性も抑えられますよ。
*帰国後の受験対策が大変
高校留学の大きな懸念点として挙げられるのが「帰国後の大学受験」への対策です。
受験への負の影響を懸念して、無理して高校留学をする必要はない、意味がないと言われることがあります。
しかし、実際には高校留学を通して語学力を身に着け、自分のスキルとして活用できれば大学受験への負の影響はありません。
□高校留学をする大きな意味
ここまで、高校留学に必ずしも「意味がない」わけではないことをお伝えしてきました。
では、実際に高校留学をする大きな意味はどのようなものなのでしょうか。
高校留学をする大きな意味は3つあります。
1.自分自身について客観的な理解を深める機会になる
高校生の時期は「自分自身」や「自分の周りの環境」について悩み、考えることが増える時期です。
自分について考えるタイミングで、留学に行き、環境を大きく変えることはより客観的に自分を理解する機会になります。
2.自立に繋がる
中高生の段階では、親元を離れて自分一人で生活を成り立たせる人は少ないですよね。
しかし、高校留学では生活の管理は自分自身で行う必要があり、判断能力や責任をもって行動する機会が増えます。
そのため、親に頼りすぎずに自分で考えて動けるような「自立」に繋がります。
3.進学の選択肢が増える
現地の高校を卒業する場合には、その国の「高卒資格」を得られるため、その国の大学へ出願できるようになります。
日本の大学への進学を検討している場合にも「帰国子女枠」の出願が可能になるため、自分の将来を広げられることは高校留学の大きな意味だといえますね。
□まとめ
高校留学は、目的が不明確になりやすいことや大学受験対策への影響が懸念されて「意味がない」と言われることがありますが、実際は大きな意味があります。
自分についての理解を深め、進学の選択肢を増やすためにも、高校留学を検討してみてはいかがでしょうか。