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先日の読売新聞に、「留学経験者望む企業　海外志向低い学生」という記事が掲載されましたが、皆さんはお読みになりましたでしょうか？　実は同様のテーマの記事を私は4，5年前にも読んだことがありますので、このような傾向、つまり企業は留学経験者を積極的に求めている傾向は決して一時的なものではなく、いやむしろますます強まっているように、今回の記事を読んで感じました。なかでも「留学経験が仕事で役に立つ」と回答した企業が80.4％もあったというのは、予想していた以上でした。

そしてまた、そういう状況である一方、若者の海外志向は依然として低いままであるという現実も紹介されていました。いわゆる内向き志向ですね。でも、これは考えようによっては留学に興味を持つ人にとっては大きなチャンスだといえます。ましてや高校時代から留学し、もしそのまま現地の大学まで留学を続けることが出来れば、留学経験のない人と比べて格段に有利な条件になり、超優良企業やグローバル企業に就職できるチャンスもぐっと増えてくるのです。例えば、弊社からイギリスの高校へ留学した後、大学まで卒業したある方は、三菱重工に採用されましたし、また、同じくイギリスの大学を卒業したある方は、SMBCに採用されています。もちろんどちらのケースも本社採用です。

良い就職先を見つけることだけが留学の目的ではないでしょうし、ましてや高校や中学へ留学をしようという人にとっては、就職などまだまだ遠い先の話だとは思いますが、それでも日本からしばらく離れてしまうことになっても全く心配がないという事が分かれば安心して海外へ飛び立っていけるでしょう。