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イギリスの高校と大学を卒業して国際社会へ飛び立つ女性たち
80パーセント以上の企業は留学経験のある人材を高く評価し求めている、という読売新聞の記事を先月紹介をしました。海外留学などをしてしまうと、企業から敬遠されてしまうのでは、と心配をして留学に二の足を踏んでいる人が世間にはまだまだたくさんいるようですが、そんな心配は全くないのです。もちろん、きちんとした留学をすれば、の話ですが。
当アルファ留学アカデミーから海外の高校へ留学される方の80パーセント以上は卒業を目的とした本格的な正規留学ですが、そのうちの半数近く(その時代によって多少比率は変わりますが)は、そのまま大学まで留学を続けています。今回はそうした方々の中から今年の6月に無事イギリスの大学を卒業したお二人の頼もしい Young Lady をご紹介いたします。ただし、個人情報保護の観点から氏名はそれぞれ、Y 嬢、M 嬢と致しました。
写真右端の方が Y 嬢さん です。当時中学生だった彼女は最初たった一人で弊社にイギリスの高校留学のカウンセリングを受けにやってきたのですが、私からの説明を聞いたのちに、ポイント押さえた質問をいくつもしっかりしていたことを今でもよく覚えています。もちろん、後日、改めてご両親様はお越しになりましたが、独立心をしっかり持ったお嬢さんに全幅の信頼を置いておられ、悠然とされたご様子は印象深いものでした。Y 嬢さんからは現地でガーディアンとして世話をしている芦田さんに当てて以下のコメントが寄せられました。
長い間大変お世話になりました。おかげさまで無事大学を卒業でき、日本で社会人としてスタートすることができます。7年前最初にイギリスにきた時に芦田さんにサポート頂き、大変心強かったです。7年間で色々な国のお友達もたくさんでき、これからの自分の宝になると信じています。本当にありがとうございました。日本にお戻りの際は是非お声がけください。今度は社会人の私がご馳走させてください。
Y嬢さんは、イギリスの高校で A レベルを修得した後、世界の大学ランキングで毎年トップ10にランクインする名門のUniversity College London へ進学し、そのまま大学院でMaster of Engineering Chemical Engineering with study abroad を修了しましたが、在学中アメリカのGeorgia Institute of Technology へも交換留学生として留学をしていました。卒業後は、日本の大手精密機械メーカーに就職し、日本で数年経験を積んだのちにシカゴにある再生医療にかかわる分野のオフィスで働くことが期待される才媛です。
M 嬢さんもイギリスの高校で A レベルを修得した後、これまたラッセルグループの一つである名門のNew Castle University で Business Management and Marketing を専攻し、今年めでたく卒業されました。M嬢さんについては、今から8年前に最初にお父様からお問い合わせを頂きましたが、その気さくなお人柄とお嬢様に対する細やかな愛情に感銘を受けたことを覚えています。お父様としては大学は日本でと希望されていましたが、ご本人の強い意志とその意思を尊重されたお母様の後押しもあったようで、箱入りのお嬢さんとは思えない芯の強さを発揮されて見事初志を貫徹されました。現在は、会社全体の売り上げの半分以上が海外という大手医療機器メーカーの国際部に就職し、将来は駐在員としての活躍を期待されています。彼女からは、以下のような簡単なメッセージが届きました。
今は国際本部で研修中です。まだ感想(?)かけてませんが、落ち着いたら書かせてもらいます!
M嬢さんのご両親からは以前横浜の花火大会へご招待していただいたことがありました。Y嬢さんのご両親も同席され、皆さんでそれはそれは見事な花火を堪能致しましたが、まさにその時の花火のように、燦然と輝やくお嬢様たちに成長されました。今後のますますのご活躍をお祈りいたします。