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安全で住みやすい国-ニュージーランド
今日世界各地で様々な争いごとやテロ事件、少数民族の迫害などが起こっています。特に中東では連日爆撃や自爆テロ、銃撃戦など実に痛ましい状況が続いています。そのような心休まらない地域がある一方で、そのような凄惨な出来事とはほとんど無縁の安全で住みやすい国々があります。日本はこれまで治安が良い事で知られていましたが、10万人あたりの殺人など凶悪犯罪の発生率等を数値化したある民間のシンクタンクの以下のデータで比較すると、世界には日本よりも安全性が高いと思われる国があることがわかります。以下のデータは昨日開催されたニュージーランド教育セミナーで紹介されたデータです。
堂々の1位はアイスランド、そして2位はニュージーランド、以下ポルトガル、オーストリア、デンマーク、チェコスロバキア、スロベニア、カナダ、スイスと続き、10位に日本が入ります。(実はここには表示されていませんが、元データでは、アイルランドも日本と並んで10位にランクインしています。)
この表の右隣の写真は女性警察官たちですが、ニュージーランドの警察官は空港や厳戒地域などごく一部を除くと、拳銃を所持していません。それだけ治安が良いということなのでしょう。
この他に、人権や自由度、健やかな暮らし、生まれたい国などの指標での興味深い統計も併せて紹介されました。
左から数えて1番目は人権自由度ランキング、2番目は上で紹介した平和度指数、3番目は経済自由度、4番目は健やかな暮らし、5番目は生まれたい国(今度生れることがあるならどの国で生まれたいか)という指標によるランキングですが、日本は先ほどの平和度指数がかろうじてベスト10にランクインした以外は、軒並み20位以下、人権自由度に至っては32位だったのですね。
いろいろなしがらみがあって不自由と感じる人も多いのではないでしょうか。これに比べてニュージーランドは青いマークで示されているのをご覧いただければお分かりのように、すべてで日本よりもはるかに上位に位置しています。留学先を選ぶ基準として安全性や住みやすさを重要視している人には大いに参考になる資料ではないでしょうか。