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2016年05月12日

目に見えない留学費用はどれくらいあるのですか?

高校留学の費用に関して、時々「学費や滞在費以外にどのようなものにどれくらいお金がかかるのでしょうか?」という質問を受けることがあります。高校留学の費用には実に様々な項目があるうえ、エージェントによって料金体系がまちまちなので、負担する保護者が一体どれほど必要なのだろうと心配になるお気持ちはよく理解できます。まず、費用として考えなくてはならない項目は、およそ以下のとおり8つと考えてよいしょう。

1.授業料

2.滞在費

3.航空運賃

4.保険料

5.制服代

6.お小遣い

7.諸雑費

8.エージェントのサポート費用

まず1と2の金額ですが、留学先の学校が私立校やニュージーランドの公立高校の場合は各学校ごとにまちまちですし、カナダの公立校は地区教育委員会ごとで料金はかなり変わります。オーストラリアの公立学校は、各州ごとに異なるだけでなく、10年生以下と11年生以上によって金額が異なります。いずれにせよ、先ずは現地通貨で、その年度の金額を確認する必要があります。そして、当然のことながら、納入する(厳密には海外送金をする)時点の為替レートによっても日本円に直した場合の金額がかなり変動することを頭に入れておく必要があります。

納入の仕方ですが、留学先がどこの国かによって、1年分まとめて全額納入する必要がある場合と、年2回あるいは3回に分けて納入できる場合とあります。それによっても資金計画は異なってくるかと思われます。

航空チケットは、格安チケットを購入するのが一般的ですが、以前は季節によって金額が異なっておりましたが、現在は同じエコノミークラスのチケットでも実は何段階にも細かく料金設定がされているようで、安い設定の料金から早い者勝ちでどんどんなくなっていきます。ですので、出来るだけ前もって入手した方が安い料金のチケットを購入できる確率が高くなります。同じエコノミークラスでも場合によっては10万円以上の開きがでますので、ご注意ください。

海外で病気や怪我になると原則は全額自己負担になりすので、驚くほど高額な費用が掛かります。国によっては救急車を呼ぶだけで何万円も請求される場合もあります。ですので、保険は必須で、オーストラリアの場合はOSHC という現地の保険に加入しないと学生ビザが取得できないので、学校からの請求書の中に予め含まれています。その他の国でも強制的あるいは半強制的に学費の請求書に含める場合もありますが、最低限の保証で、海外での事故や賠償責任、持ち物の保険などが含まれないケースも多く、その場合は、任意で保険に加入しておいた方が安全という場合もあります。

お小遣については、ホームステイの場合は通学費がかかることも考えないといけません。使う金額はまちまちでしょうが、あまり使い過ぎると現地の生徒たちから浮いてしまいますし、あまりよからぬ交友関係に発展する危険もありますので、通学費を除いて月2万円もあれば十分だと思います。

そして、最もわかりにくい諸雑費ですが、例えば寮に入った場合、長期休暇中には寮が閉鎖されますので、その間帰国しない場合は、ホームステイをしなくてはなりません。その滞在費が諸雑費のかなりの部分を占めます。その他、学校や教育委員会などが数日から1週間程度の旅行を実施する場合があり、参加を希望する場合は、別途費用がかかります。その他大した金額ではありませんが、現地空港から学校あるいはホームステイ先までのタクシー代なども学費以外に必要となります。

 

 

 

 

 

 

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