保護者の声
高校留学と子供の成長
12月も半ばを過ぎると、高校留学中の生徒さんの多くが一時帰国してきます。数か月、中にはおよそ1年ぶりにわが子と対面しますとその成長ぶりを実感される親御さんが多いようです。言い古された言葉ではありますが、『かわいい子には旅をさせよ』は、やはり不滅の真理のようです。
本日はイギリスへ高校留学をされている方の親御様から頂戴しましたメールを御紹介致します。現在留学を検討されている方やその保護者の方々、あるいはすでに子供さんを海外へ留学させている保護者の方々にとっても参考になると思いますので、どうぞご一読下さい。
ご無沙汰しております。
ご報告が遅くなりましたが、日曜日息子が元気に帰国致しました。
ガーディアンさんにも大変お世話になり、新しい学校での生活は充実した日々を
過ごしているようです。
この二、三日会話に出てくる学校での話は、
とても面白かったり、息子にはとても合っている様に感じました。
本人も「僕にとってはすごくいい学校で転校して良かった」と言っています。
以前、ガーディアンさんよりトイレが少ないとお伺いしていたので聞いてみたところ、
寮ではシャワーとトイレが同じで2つしかなくシャワーの時間帯には、
トイレが使えないらしく、「少し困るね」と言った所、「我慢したらいいだけ~。
シャワーなんて僕が使う頃には水しか出てこないけど、眼が覚めてちょうどいい。ははは(笑)。」
なんてポジティブなんでしょう・・・。
日本では考えられない事なのに、たくましくなったなぁ。と感じました。
どうやら「そんな小さなこと気にしていると海外では生きていけない」と、言うのです。
そんな小さなことよりも、得ることの方がはるかに大きいそうです。
日本では受けられない教育や環境。それに色んな国のお友達。その他いろいろ。
もちろん人種差別もあるけれど、それも経験。全然大丈夫。とにかく得るものが大きいそうです。
そんな言葉を聞いて、「これが留学というものなんだ」と、改めて感じました。
おそらく留学を経験した人でないと、その言葉の本当の意味はわからないのでしょうね。
留学して頑張っている子供たちは、本当に偉いですね。
もちろんそんな経験をさせてもらえるのは、ご尽力いただいている永野様や現地のガーディアンさん、
そして頑張って学費を払ってくれている父親があってこそですが。
帰国してから毎日英語漬けの日々を送っています。
勉強に対しての意識も少し変わったようです。
本人曰く、「僕は少し成長した。ははは(笑)」だそうです。
本当に有難うございました。
まだまだ至らぬ所ばかりですが、あとは本人次第です。
色々ご心配おかけいたしましたが、心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
イギリスへ高校留学中の生徒ご父兄からのお礼状(匿名希望)もちろんすべてが順風満帆というわけではありません。
いろいろと挫折をしたり、思いがけない失敗をしたり、
病気になったり、アクシデントにあったりと皆さんいろいろ苦労されています。
今回メールをお送り下さった方の息子さんも、留学されたばかりは英語がわからず
「本当に泣きましたよ」と私に正直に打ち明けてくれています。でも、このように確実に
成長してくれているのは、お世話を提供している私たちにとっても何よりの喜びであります。