中学留学について
義務教育年齢でも海外留学はOK !
いまだに多くの方々が「中学校までは義務教育だから海外留学は中学校を卒業するまでまたなくてはならない」とお考えのようです。しかし、そもそも義務教育とは、学齢の子供に保護者が教育を受けさせる義務を負うとの定めがあるだけで、教育を受ける場を日本国内に限定するものではないのです。従って海外においてもその国で正規の教育機関と認められる学校で勉強出来れば全く問題はありません。
海外の中学校とは?
日本のように中学校と高校が3年間ずつ別々に設置されている国は、実はそれほど多くありません。例えば、イギリスでは、11歳から18歳までの人はシニアスクールと呼ばれる、日本で言うと中高一貫の中等教育学校で勉強します。アメリカやカナダは州によって異なりますが、日本の中学3年生に相当する9年生から12年生までの4年間、ハイスクールあるいはセカンダリースクールで勉強します。中学1年生や2年生は、エレメンタリースクール(初等学校)と呼ばれる8年間の一貫教育校で学びます。オーストラリアでは、7年生から12年生までの6年間を、ニュージーランドでは9年生から13年生までの5年間を、セカンダリースクールと呼ばれる一貫教育の学校で勉強します。
このように、一部の国や地域を除いて大抵の場合、中学留学で入学する学校は学年が下になるだけで、高校留学と同じような学校なのです。