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2016年04月01日

英語がほとんど話せなくても高校留学は可能なのでしょうか?

高校留学に関する心配や相談事として最も多いものが、「英語がほとんど話せなくても高校留学出来るのでしょうか」です。

今更申すまでも無い事ですが、英語圏の学校の授業はすべて英語で行われます。従って英語が全くわからなままでは、授業を理解出来ないでしょうし、当然の事ながらテストも出来ないでしょう。英語が出来なければ留学などできるわけがない、と考えるのはもっともです。

しかし、ここが高校留学と大学・大学院留学との最も大きな違いかもしれません。たしかに、大学・大学院留学をする場合、ほとんどのケースでTOEFLやIELTS という世界的に認められた英語能力検定試験で一定以上のスコアを取得して、英語力があることを証明しないと入学を認めてもらえません。けれど、高校留学をする場合、一部の私立校は別ですが、多くの高校は、このような英語能力検定試験のスコアの提出を求めません。留学する学年が低くなればなるほどこの傾向は強くなり、中学校や小学校へ留学する場合、英語力はほとんど不問です。

その理由の一つは、留学生を受け入れている学校のほとんどは英語を母国語としていない人向けのESLと呼ばれる英語集中クラスを用意して一般の科目と並行して英語力を向上させるためのサポートを留学生に提供していること、もう一つの理由は高校は授業以外の課外活動も盛んなので、そうした活動を通じてネイティブの高校生が話す生の英語に囲まれ、また、ホームステイ先でネイティブのホストファミリーと英語で会話するなどそれこそ英語漬けの生活を送っている間に英語力が急速に伸びる可能性が高いということです。ただし、これには本人の相当な努力が必要であることは言うまでもありませんが。

このような理由から留学生本人にやる気と強い意志があるのでしたら、今の時点で英語がほとんど話せないとしても、高校留学は十分に可能なのですし、実際これまで私が高校留学でお世話をした人たちの9割以上はほとんど英語が話せないというところから、高校留学を開始して大半の人はきちんと卒業をしています。

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