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海外では成人した子供が家にいない?

オーストラリアや欧米などでは、家から通えるような距離に大学がないことが多く、そのため多くの子供が大学生になるタイミングで家を離れます。そしてそのまま就職するなどして独立していくのが、海外の文化です。
日本では就職しても実家から通勤するケースがあると思いますが、海外では少数です。核家族というのが一般的で、子供は家を出て生活することが多いのです。
日本では、親離れではなく子離れのできない家庭が増えているといわれていますが、海外では真逆に近い状況です。大学生にもなると、親が学費をほとんど出さず、大学生は奨学金や自分で働いたお金で大学に通う学生が少なくありません。もちろん中には親が学費を出す家庭もありますが、基本的に「自分でなんとかしなさい」というのが主流です。大学生は「ひとりの大人」なのです。ましてや社会人になれば当たり前の話です。
しかし、今日のアメリカは貧富の差が大きくなり、ミドルクラスと呼ばれる中層家庭が少なくなっています。下層家庭においては、就職しようとしても良い仕事に就けない、独立する意思があっても収入的にかなわないなどの理由から、独立したくても独立できず働きながら実家に同居している人が増えてきているようではありますが。

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