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「日本人は無宗派の方が多い国ですが、ホームスティした場合はホストファミリーの宗派に合わせなければならないのでしょうか」と心配になって質問される方が時々いらっしゃいます。
しかし、ホストファミリーが毎週日曜日の礼拝が日課であったとしても、留学生本人が礼拝へ行くことを望んでいなければ行かなくて大丈夫です。改宗を求められるようなことももちろんありません。
ただし、ご本人が望むならもちろんご一緒して良いですし、「もしよかったら一緒に行かない？」と声を掛けられることはあるかもしれません。自分自身が行きたければご一緒し、家でゆっくりしたいならお断りする、それで問題ありません。

弊社の留学生のお話しですが、宗教上のトラブルは過去ほとんどございません。
新興宗教をお持ちの方が、できれば同じ宗派のお宅に行きたいというご相談を受けたケースが過去にありましたが、たまたま合致するホストファミリーが見つかり、希望通りのホームスティを行うことができました。
過去には、宗教だけでなく様々なリクエストがございました。一例をあげますと「留学中に、どうしてもピアノの練習をしたい」とのリクエスト。まず楽器のあるお宅を優先的に探しました。なかなか見つからず、現地で電子オルガンのようなものを購入し、それをお宅に置かせてもらいピアノの練習をさせていただいたことがございました。
ホームスティ先というのはなかなか簡単には見つかりません。最初から１０件近くの候補があってポンポンと決まるものではないのです。すべてのご要望を叶えることは難しいかもしれませんが、理解のあるお宅に事前に時間をかけてお願いをしておくことはできます。このような場合、ある程度の時間が必要になります。