留学体験談

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大学留学では遅すぎるので高校留学をしました。
氏名 臼井 文貴さん
出身地 神奈川県
留学先 ウッドブリッジスクール
留学期間 2011年9月~2013年6月

留学体験記 臼井文貴

私は、2011年9月から二年間イギリスのWoodbridge schoolという私立のボーディングスクールで高校生活を過ごしました。

行くまでに英語のための特別な勉強は全くしていなかったため最初は言語的な問題を抱え、大変な日々でしたが、それはまた多くの点で自分を成長させてくれる良い機会でした。

留学を決めた経緯は、自分の夢にあります。ある国際弁護の中学高校生向けの講演を父に連れられ聞きに行った際、彼は「もし君が世界で本当にリーダーとして活躍したいのならば遅くても高校が終わるまでに留学しなければいけない」と繰り返しいっていました。国際弁護士として世界的な企業の弁護を数多く経験してきた方が大学以降から留学しても無理だ、と断言されたのが非常に印象に残り、家に帰ってからすぐに留学情報を集めました。

候補はアメリカ、カナダ、イギリスなどがありましたが、父のイギリス英語Queen`s Englishを学んでほしいという思いと、教育水準の高さ、どんな地方にいっても治安の良さがあるという点でイギリスを選びました。

実際に留学し、初日から非常に苦労しました。学校の先生は非常に優しく、日本人が英語を苦手としているのをよく把握しているため、優しく何度も大切なことを教えてもらえ、生活してゆくのには困りませんでしたが、やはり友達関係、授業はとても大変でした。

私はしかし、寮生活で最初4人部屋に入れられ、それがとても上手くいきました。常に一緒に生活することによって話せなくても仲がよくなり、英語の発音や勉強のことなど全て教えてもらいました。そういった友達を作ることがとても大切だと思います。そのためには、たとえ相手の言ってることがあまり分からなかったり環境に馴染めなくても、とにかく笑顔でい続けることが大切だと思います。一緒の部屋で生活した友達は韓国、中国、ドイツからの留学生でその友達とは今でも仲がよく話を交わします。
Boading

イギリスの学校と日本の学校で大きく違う点はあちらのクラスは大体が5~10人くらいの少ない生徒数で行われ、生徒一人一人が意見を求められる点です。その為、授業を常に理解することが求められ、生徒を主役にしたショーを毎回しているようで授業が楽しいものだという感覚に初めてなりました。また日本では得た知識をテストで答えるという作業だけでどう知識を他にアウトプットするのかは学びませんが、イギリスの教育では学んだことを上手く言葉で表現できるようになる機会があったり、得た知識を実際にフィールドワーク(課外活動)などで実践することができ、自分が学びそれがどう社会に影響を持たせられるか肌で感じることができます。

私は甘いものがあまり好きではなく、甘いものばかりの寮のご飯には非常に困りました。最初は日本から大量に持ってきたカップラーメンに頼って生活していましたが、それも段々尽き、途中からは寮長に相談し寮生の意見をシェフに直接伝えられる機会をつくるようにし料理はよくなっていきました。

私はAlevelsを二年間で終わらせ、イギリスの教育の専門性の高さに重きを置く教育を好み、経済をより専門的に学びたいと思いイギリスの大学に進学しようと考えていましたが、イギリスの第一志望の大学に落ちてしまい、結果的に早稲田大学国際教養学部に入学することになりました。イギリスの大学の受験は非常に早くAlevel二年目の初めから受ける大学の選択、出願の準備を始めなければいけません。私が後悔したことはパーソナルステートメントといういわば志望理由書の作成についてです。イギリスの大学は成績だけでなく、志望理由書や、今までにやってきた活動などにも非常に興味をもちます。私が後悔したことはパーソナルステートメントといういわば志望理由書の作成についてです。イギリスの大学は成績だけでなく、志望理由書や、今までにやってきた活動などにも非常に興味をもちます。日本の大学の帰国子女入試は現地の高校での成績とTOEFLなどの英語試験などの点数の二つをメインに見るので、現地での成績を出来るだけ良く出来るように勉強しながら、早い段階から計画的に英語の試験の対策も行う必要があります。

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