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2017年06月23日

中国人留学生が格段に少ない-オーストラリアの州は?

オーストラリアは地理的にアジアに最も近い英語圏のため、たくさんのアジア人留学生が見られます。中国人ももちろん例外ではありません。もっとも、中国人はオーストラリアだけでなく、アメリカやカナダ、イギリスにもたくさん留学していて、中には留学生の80%以上が中国人だらけのため、校内では英語より中国語を耳にする機会が圧倒的に多いという弊害も指摘されてます。

オーストラリアのどこの州でも状況は変わらないだろうと、思っている人も多いと思います。私も最近までそうでしたが、先日オーストラリアの州別の公立学校(中学・高校)に在籍する留学生の出身国別のデータを目にした時、意外な事実に大変驚かされました。これは高校留学を真剣に考える方にとってとても大切なデータですので、是非ご紹介をしたいと思います。

オーストラリアへの中学や高校の留学先とし良く知られている州は、シドニーで有名なニューサウスウェールズ州、メルボルンで有名なビクトリア州、そしてゴールドコーストで有名なクイーンズランド州の3つですが、この3つの州の留学生の出身国の割合を示すデータが下の円グラフです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧の通り、ニューサウスウェールズ州とビクトリア州はどちらも中国人が圧倒的に多く(ニューサウスウェールズ州は58%、ビクトリア州に至っては66%)いるのに対して、クイーンズランド州では、ドイツ人が21%と最も多く、次に多い中国人は19%です。さらに3番目に多いのはイタリア人で10%、4番目のブラジル人が7%と、アジア人よりもヨーロッパ系の留学生の方が多数を占めているのです。つまり、学校内の風景や聞こえる言語などの環境が、他の2州と比べて全く異なるということがお分かりいただけるかと思います。因みに4つ並んだ円グラフ上段の右は、ビクトリア州、左はニューサウスウェールズ州、下段の右はクイーンズランド州の公立学校だけの比率、左はクイーンズランド州私立校と公立校を合計した比率です。

 

 

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